レイザル地域版– category –
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能登・北陸
オンナ三銃士
「こんか」という鯖やイワシをぬか漬けにした保存食がある。 最初はニオイすらダメだったのだけど、昨年の夏、突然ハマった。 「クサ〜イ、けどウマ〜イ」といいながらつっついている。 地元の「海美味(うみ)工房」のこんかふぐ(ふぐの卵巣の糠漬け)が... -
妄想世情観察
食べ物の名前
ミゾレまじりのなか、いつものように魚屋さんがリヤカーでやってきた。 日本海は大荒れだから富山湾側から仕入れたのだろう。 タラ、さば、カニ、フクラギ… 海がしけていた割に種類が豊富だった。 「今日は生のタコもあるぞ!」と魚屋のおばちゃん。 「ク... -
能登・北陸
振り売りコミュニティ経済
振り売り(魚屋)のおばちゃんが来るのを私とHさんとで待っていた。 「ホントは家に魚たくさんあるのよねぇ〜。」とHさんはつぶやいた。 実は私もすでに冷凍庫にカレイの干物が5枚、ししっぽのフライ7匹、冷蔵庫にイワシのヒモノが6匹入っている。 「... -
妄想世情観察
防災訓練
日曜日、地域の防災訓練があった。 8時に流される役場の避難放送にあわせて、近くの「防災倉庫」(掘っ立て小屋)に集まる、というもの。 緊急サイレンが鳴ってから、家を出て、居合わせたお向かいのMさん(70代)と、「防災倉庫」に向かう。 屋根もな... -
能登・北陸
金沢和菓子創作体験
社会人1年生の姪っ子が千葉から遊びに来た。 和スイーツ大好き女子で、金沢で催される「和菓子創作体験」を楽しみにやってきた。 「イケメン和菓子職人だったらどーする? しかも、実は老舗の跡取りで…」 との妄想はハズれ、和菓子職人っぽくないヒゲのお... -
へたれの日常
優しいときは怪しいゾ
振り売りの魚屋のおばちゃんがいつもどおりやってきた。 ぞろぞろご近所が集まる。食堂のKさんが 「さっき、父ちゃん(←ゴロー)見たぞ!」 「黒いカバン持っとったがいに」とSさん。 魚屋のおばちゃんまで 「わても見た! 自転車で今、出て行ったゾ!... -
へたれの日常
大雪においでまっし 下
「あー、今度は冬の大雪の日においで。帰れんようになるさけ」 ここは八つ墓村かいっ!! ほとんどホラーなばあちゃんトークに氷結した私たちだった。 -
へたれの日常
大雪においでまっし 上
ばあちゃんのどこまで冗談なのかビミョーなブラックトークにドン引きした姪っ子のショックを和らげようと、 「食べ物がおいしいし、今度は冬に遊びに来させますね」 と、穏和なSさんに会話をふった。 するとSさんはニコニコと…(つづきはクリック) -
へたれの日常
能登の花嫁
通りがかった隣のばあちゃんと、そのまた隣のSさんに姪っ子を紹介した。 若い女の子がわざわざ2度も能登に来るなんて、ばあちゃんたちは大喜び。 姪っ子に向かって「かわいい、かわいい」を連発。 そして例によってばあちゃんは 「年、なんぼ?」と息子... -
へたれの日常
勇気ある撤退
ゴローが一週間の夏休みがとれたので、白馬登山に行くことにした。天気予報はずっと雨マーク。 とりあえず長野まで行ってみたもの、天気は悪そう。 小布施に1泊、善光寺を観光。 さらに白馬のふもとの素泊まり宿で天候の回復を待つが雨マークは変わらない...