レイザル– category –
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妄想世情観察
お祭りファッションチェック
大阪ギャルのファッションセンスは浴衣の着こなしにも現れる。テンガロンハットにヤマンバメイクのガングロギャルに替わって、今年はマンガの「NANA」風。ちょっとアバンギャルドなカンジ。それから甚平姿の「あずみ」風。さらに人混みにもまれ、放心状態... -
妄想世情観察
天神祭
偶然、天神祭の宵山の日に天神橋筋商店街にいた。 商店街の若者が祭囃子を唄って踊る。 でもなんかヘンだ。「ヘイヘイヘイヘイ!!」 掛け声と踊りがラップなのだ。「よさこいソーラン」とか 「サムライブルー」だとか、新しいナショナリズムのカタチ... -
へたれの日常
父の入院2
7月末、K病院に入院。病院に連れてこられた父の表情は思いのほか明るかった。 散髪し、ヒゲもきれいに剃ってもらい、清潔な服装に整えられた父の姿を見て、施設の職員さんがどれだけ大切にしてくれていたかがわかる。入院の荷物も要領よくまとめられ... -
へたれの日常
父の入院1
父の体調が悪い。 7月はじめから発熱。いったんおさまったが、 誤えん性肺炎の疑い。「肺炎を悪くするのをわかっていながら、 これ以上口から食事を摂らせることはできない」と施設に言われる。 医師3名、看護士3名、施設職員2名がずらりとならん... -
妄想世情観察
寺子屋
儒学者中江藤樹の出身地である滋賀県近江高島市で子ども達に「寺子屋」で「論語」を教えている取り組みをテレビが紹介していた。姿勢を正したおじさんが「子、曰く・・・」と腹の底から声を出すのに対し、ぽかんとした子どもの顔が印象的だった。 -
へたれの日常
見た目が9割
父が肺炎のおそれがあるため、かかりつけ医の紹介の病院へ行った。はじめて行ったその病院は、郊外の住宅街の中にあった。外観からしてどーもなー、と気が滅入った。診察室に入ると、アタマの軽そうなニイチャンが、父の様子を見ることも、ワタシから日... -
ひねくれ市民
経済制裁
北朝鮮の発射したミサイルの件で、「経済制裁」の声が政治家や自治体からあがっている。 鳥取ではさっそく国民保護計画に基づいて対応する行政職員の姿が映し出された。そのわりには「避難訓練」みたいな、のんびりした印象だった。 テレビのニュース... -
ひねくれ市民
プリンスという人
安倍しんぞーが政界のプリンスなら、福井総裁は日銀のプリンスなんだそうだ。プリンス、つーか、じーさんじゃんかよぉ!!それこそ正しい日本語を使ってほしいのダ。 -
妄想世情観察
男の品格、という人
本の広告に 「男の品格」というのが載っていた。 ~仕事は男の中身を作り、遊びは男の行間を広くする。 会社、課程、恋愛、趣味、美学、人生観…… 男が誇りを取り戻せば、きっとこの国は凛とする~ のだそうだ。 「銀座のママが教える... -
へたれの日常
花よりもなほ
「花よりもなほ」を観た。せりふのひと言ひと言が意味をもっていて、しかも笑えた。登場人物である庶民たちの図太さ、したたかさに是枝カントク自身が重なる。「桜のように潔く散るまで」と、仇討ちを考えている主人公に対して語られたせりふ。「桜が散...