能登・北陸– category –
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能登・北陸
明るい農村のサイドビジネス
秋晴れの日、車で2時間ほどかかる田舎の一軒家カフェに行った。 山の麓のその地区は、「奇跡のリンゴ」のおじいさんを招き、農協が無農薬栽培を推奨するような「先進地」でもある。道の駅で農産物を買うのも楽しみのひとつだ。 りんご、柿、そうめん... -
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手押し車の行商
ときどき、手押し車のおばあさんが家の前を通る。今日、2階で布団を干していたら、そのおばあさんがうちのご近所さんと話しているのが聞こえてきた。「ピーマン、いるけ?一袋、こんなに入って100円」「ピーマンはいらんわ。ほかになにかある?」「な... -
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となりのばあちゃん
となりのばあちゃんは、とても親切だ。 毎日、「すそわけぢゃ」と言ってはなにか食べ物をくれる。 つい最近は新米を2合、むかごごはん、昨日はふかしいも、 今日はなぜかゆでたまごだった。 「どしたの?」と聞くと 「賞味期限が過ぎとったけぇ、... -
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振り売り
輪島では魚の行商のことを「振り売り」と呼んでいる。漁師町のおばちゃんたちが、街中リヤカーをひいて魚を売り歩いている。自家製の魚のみそ漬けやひものなど、しょっぱいけど、ヘンな保存料なんか使ってないだけにおいしい。もちろん生の魚も新鮮で安い... -
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ニューワジマパラダイス
輪島では三輪車に乗ったばあさんをよくみかける。 後ろのかごに発泡スチロールのケースを積んで魚を運ぶのだ。 漁師町を歩けば一家に一台三輪車が置いてある。 魚の代わりに保育園に迎えにいった孫を積むこともある。 ニューシネマパラダイスの曲が浮かんだ。 -
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子ども扱い
自分一人の晩ご飯をつくるのがめんどうで、近所の蕎麦屋に初めて入った。 なべやきうどんを食べ、勘定を済ますと店のおばちゃんが 「これからもよろしく。あ!これ持っていって!」 と、私にアメちゃんを握らせた。 となりのばあちゃんには、ひとりで車で... -
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湯たんぽ始動
10月3日。今年初めて湯たんぽを使った。このところ朝晩だけでなく、昼間も冷えてきた。今からこんなで、大丈夫やろか。心細くなってきた。近所のオバチャンに話すと、「え〜、もう? わたしなんかまだ一枚しか着とらんよ!」と、シャツをペロリとめく... -
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加賀屋
神戸の母と千葉の姉と待ち合わせて北陸旅行。 和倉温泉の加賀屋に泊まる。 サービスが20年連続全国ナンバーワンに輝く名門旅館だけあって、 バッグパッカー姿の私たちにも、イヤな顔ひとつせず出迎えてくれた。 実は、車の駐車について電話で事前に希望... -
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能登のホットなスポット〜北陸電力「アリス館」
台風の影響で、遊びに行くあてもなく能登半島をドライブ。 松本清張原作の映画「ゼロの焦点」のロケ地などを周り、金沢方面に向かっていると、北陸電力志賀原発が見えてきた。 道路の両サイドを「立ち入り禁止」のフェンスが続き、ものものしさに圧倒され... -
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ギャルと伝統工芸
ハタチの姪っ子と輪島の朝市を散歩。 朝っぱらから、名物「えがらまんじゅう」で血糖値をガツンと呼び起こす。 輪島塗のお店で一組300円の箸をおみやげに買ったら、おじさんが店の中も見せてくれた。 お世辞にも繁盛しているとは思えない店構えと品揃え...