能登・北陸– category –
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タイのチーズ焼き タラおろし鍋
関西では国産の新鮮な生のタラなんてめったにないけど、輪島の冬はタラだらけ。 おろし鍋。ニンジンを散らしたら花みたい。 翌日は、振り売りで買ったタイの味噌漬けを食べる。ふつうに焼くだけじゃつまらないから、ホイルをしいてフライパンで焼いてチー... -
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山盛りチンゲンサイと豚肉は2人分の…
山盛りのチンゲンサイと豚肉。いったいどんな料理になるのか。普通に考えると蒸煮かな。 実はチンゲンサイの下にはレンコンやモヤシが。卵をのせて残り野菜の焼きそばになりました。 味付けは牡蠣のイシル(魚醤)。 -
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クニャラ(水魚)のすまし汁 メギスのすり身のハンバーグ
「水魚」と呼ばれ、漁師は網にかかると捨てていた。 ヌメヌメしているから地元の人は「クニャラ」と呼ぶ。 本名はノロゲンゲ。 「ゲンゲ」というのは「下の下」という意味だと島根で聞いたことがある。 スーパーで漁師の姉ちゃんがまとめ買いしてた。「ど... -
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下着ドロ
2月に入って久しぶりに雪が積もった。運動不足解消もかねて朝市まで買い物に出かける。 この時期でも大型バスが3台も来ているのだからたいしたものだ。 レンコンだけ買って、コーヒーを飲みに喫茶店に入る。 常連客のおっちゃんともようやく顔なじみにな... -
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行商おばちゃんのバレンタイン
いつもの時間通りに、魚の行商のおばちゃんが来た。 「バレンタインのチョコ、お父さん(ゴロー)に買った?」と、Sさんがワタシに話しかけるのを聞いていた魚屋のおばちゃんは、 「バレンタイン? オンナがオトコに贈るんけ!? わてそんなんしたこと... -
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奥能登バレンタイン
地元の小さなスーパーに入ったら、手押し車のばあちゃんが 「チョコ買うたけ?」とあいさつしてた。 いつも水ようかんやうぐいす餅が並ぶレジ前のワゴンに、バレンタイン用のチョコが加わっていた。 酒好きの男用に…という理由で、今でもウイスキーボンボ... -
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黙り一
1月20日付けの北国新聞によると。 真宗の信仰の厚い加賀地方では、百姓などの民衆は保身術として行動しなかったり、自ら箝口令を敷く「黙り一」という精神風土を形成していったのだそう。 南無阿弥陀仏の念仏は「死ぬことが究極の救い」と、一向一揆を... -
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昔の佐川男子
ワタシがOLしてたころ、職場の担当だった佐川のニシダさんは、アフロヘアーでダジャレ好きのちょっとウザいニイチャンだった。忙しいときにウザいんだけど、実はすごくシャイで気ィ遣いなのも女子たちはみんな感じていた。 だからニシダさんが体をこわし... -
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能登の佐川男子
宅配便が届いた。受け取りのハンコを押して相手の顔を見ると、さわやかな若い男性だった。 「おにいちゃん、いわゆる佐川男子やね〜!」 と感心して言うと、ニイチャンは「イヤ〜どーも」とアタマをかいて照れていた。 こんなところまで佐川男子がいるんや... -
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提灯行列 もう一度
…と、神棚の記事をやり過ごしていたら、成人の日、地元商店街に日の丸がはためいていた。シャッター商店街を少しでも元気に!…という、地元商工会の苦肉の策だろう。各戸には真新しい国旗用のホルダーが取り付けられていた。 これから目抜き通りだけでなく...