reizaru– Author –
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道後のバァちゃん気質2
私が髪の毛を乾かしてると、鏡越しに2人の風呂上がりのバァちゃんがおしゃべりしてるのが見えた。そこへ帰り支度をすませたバァちゃんがやってきた。ほっぺをチョンチョンとつついて話しかける姿はおちゃめでかわいい。「いやぁ久しぶりィ。元気やった?... -
道後のバァちゃん気質1
朝の椿湯は地元のバァちゃんでいっぱいだ。更衣室での会話を聞いていると伊予、というか道後のバァちゃんの気質が表れていておもしろい。「ウチのおじいさんは倒れてから、夜一人で寝るのを怖がるんよ」「一緒に寝たらえーねん」「うん、一緒に寝よる。ほ... -
まんじゅうコワイ
TGさんのとこから、「ゆすらうめ」が届いた。「性悪!」とか、「ケチ!」とか、悪口を言いたい人からかわいい贈り物が届くと、みょーに警戒してしまう。「描くなよ!」と私に会うたび言い続ける姿は、落語の「まんじゅうコワイ」を思い出させる。(「ま... -
世界がもし100人の村だったら
「世界がもし100人の村だったら」というドキュメンタリー(?)をテレビでやってた。エクアドルかどこかのカカオ農場で働く子どもは、学校へ行くこともできず、自分が摘んだカカオの実がチョコレートになることも知らない。「ボク、学校へ行きたいヨ... -
ネオナチ
今日もヒマな職場。一番年長の人がアクビしながら「あ~、どっか旅行行きたいなぁ~!」「どこ行きたいですか?」「ん~・・・、ドイツ! サッカー観に行きたい!!」他の人が口を挟む。「でもドイツ、今治安悪いらしいですよ。ホラなんて言ったっけ。ボー... -
愛読書
職場の若い女性との会話。 「レイザルさんって、休みの日なにしてるの?」 「ファミレスで飲み物のお代わりしながら、甘いものつまんで、本読むのが一番のぜいたく。」 「へぇ、どんな本?」 どんな本?と聞かれて慌てて 「ダ、ダビンチコード!」と答えた... -
トロツキスト
前に「ウヨクの人は自分を右と認めない」と書いた。飲み屋で3人の原発反対オジサンに会った。「オジサン、サヨク?」と聞いたら身を乗り出して、「私はね・・・」と、くどくど遠回しにゴマかした。もうひとりのオジサンは「私はちょうど60年安保の真っ... -
オルグリオルグレ
職場に生命保険の勧誘のオバチャンが来た。 景品が当たるキャンペーンに申し込めますよ、と 言われるままに名前や生年月日を用紙に記入した。 断れない雰囲気に弱い私。 でもみんなは「もう他のにはいってます」とつれない。 おばちゃんが帰った後、 「保... -
説教強盗
ケーサツが繁華街の迷惑行為や違法駐車の取り締まりを強化するんだと。ウィニーで個人情報をバラまいたことや捜査費の不正支出関連のケーサツの迷惑行為をタナにあげて、なんとまぁ。と、驚いてたら今度は県警本部長が愛媛大学で出前講演。空き巣や架空請... -
ナニワの食育
スーパーで4,5才の男の子がお母さんにおねだりしている。「こえ!こえ!(これ!これ!)」指さすその先には「キムチ」。こんな小さいときから食べとんかい!