reizaru– Author –
reizaru
-
へたれの日常
朝市デビュー
朝市の特設コーナー?に店を出した。 正確に言うとお手伝い。 漁師のタケシにいきなり近所のそば屋に呼び出されて行ってみると、女の子がすでに2人。 朝市の出店の段取りはすでに決められていた。 「レイザルちゃんは週末用事ある?」と聞かれ、居留守も... -
料理
醤油餅 Tさん宅のごちそう
松山の醤油餅に挑戦。 材料は、地元の米粉と地元の生醤油と砂糖。 米粉を蒸してすりこぎでついて形をととのえ、もう一度蒸すとできあがり。 材料がいいからおいしいのだけど、形はまるでダンゴムシ。 Tさん宅にお呼ばれ。ニンニク塩麹の鶏のソテー。ワイン... -
へたれの日常
ニホン大好きなお客さん-下-
アンさんは日本語で、私はすっかり忘れた英語を辞書を引きながらゆっくり、いろんな話をした過ごした。 以前、叔父がスミソニアン博物館に行ったとき、「エノラゲイ」のTシャツを昭和6年生まれの父に買ってきたことがある。 神戸の空襲の際、「エノラゲ... -
料理
クロモ粕汁とカレーおから 千枚田
海藻のクロモの粕汁と、アジ南蛮漬け。それと…… カレー風味のおから。カレーの味だとたっぷり食べられる。繊維たっぷりの快便メニュー。 地元の清水酒造の酒。「酒のたかた」が特注でつくってもらっているという。スモーキーな風味があっておいしい。 -
へたれの日常
ニホン大好きなお客さん-上-
アートなお客さんの次にグルメなお客さんが帰った後、次は「ニホン大好き」なお客さんが来た。 正確には「連れてきた」。 コインランドリーでたまった洗濯物をしていると、外国人のおばさんがいた。ボストンから日本に来て、自転車で金沢から輪島までやっ... -
料理
春野菜の蒸し野菜 毛ガニ
黒いアスパラと菜の花、ネギ、ジャガイモ、パプリカ、セロリ、スナップエンドウ、シイタケ……これで二人分。 マヨネーズとオリーブオイルとヨーグルトとコショウでつくったディップにつけて食べる。 実は能登でも毛ガニがとれる。とくに春、網にひっかかる... -
料理
漆器に合う夕食4品
小松菜のおからあえ 富山湾のホタルイカのぬた。芥子酢味噌で。 アカモクというぬるぬるした海藻のおすまし。 冬から春にかけての能登は多種多様な海藻が食卓にのぼる。 鶏団子入りわかたけ煮。タケノコがおいしいのはあたりまえ。 地元のワカメは春が旬。... -
へたれの日常
CoCo一番アカン
今月4組目のお客さんはゴローの大学時代の友達。 自転車競技で新潟まできたついで(?)に立ち寄ってくれた。 偶然、取引先が近所に1年ほど前にできたイタリア料理店だったので、3人で食べに行くことにした。 味の評判はもちろん、客席が少ないため、「... -
へたれの日常
ウサギとサル
パート仲間だったウサ子(ウサギの心臓)と6月の発表会にバッハの「2つのバイオリン協奏曲」を演奏することになっている。 3年前の発表会で燃え尽きたウサ子の尻をわたしが叩いて、追い込みをかけたのだった。 ウサ子と私は年齢も同じ。大学時代同じク... -
料理
タケノコとカレイの煮付け 能登牛
誕生日のお祝いってことで、藤田精肉店で能登牛を奮発。すき焼きにした。 地元のカレイを、新タケノコと菜の花と生麩といっしょに煮付けた。 野菜といっしょに煮るのは松江の居酒屋でまなんだ。 タケノコといえば…… 木の芽は庭で採取した。